ふと思いついて「時間活用術」という言葉を、Googleで検索しました。

https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#q=%E6%99%82%E9%96%93%E6%B4%BB%E7%94%A8%E8%A1%93

「関連する検索キーワード」として「ほんだし活用術」や「味の素活用術」などが表示され、おもしろいなあと笑っていました。

しかし、ここでふと思ったのです。

「そういえば、『ほんだし』は何に使えるのだろうか? 私はそのすべてを知っているのか?」

皆さんはご存知でしょうか?

「ほんだしが何に使えるのか?」を知っておくことは、非常に大きな意味があります。
1つには、ほんだしがあっても、何に使えるのか知らなければ、使えるタイミングが分からない、ということがあります。

そしてもう1つは「ほんだしには様々な使い方がある」と知っておくだけで、いざ「急に大量の料理を作らなければならないが、家にはほんだし以外にめぼしい調味料がない」などという場合にも、選択肢が広がります。
たとえ、ほんだしを使ってアイディア料理を作るという経験はなかったとしても、「ほんだしを使ったアイディア料理のレシピが、インターネットでは多数公開されている」ということを知っておけば、いざというときに調べて、実践するということができます。

しかし、「ほんだしの使い道は、味噌汁の出汁を取ることだけ」と決めつけていると、それ以上の展開がなくなってしまいます。

これは様々な場面で、応用が利きます。
・保険の見直しを1人ではできないけれど、ファイナンシャルプランナーという専門家に相談することができる、と知っておくことはできる
・家の修理が必要となったら、1人ではできないけれど、どこに信頼のできる工務店があるかを知っておくことはできる
・相続問題が起こった場合、1人で全てを解決することはできないけれど、弁護士や司法書士などに相談すれば、費用がどのくらいかかるかを知っておき、備えておくことはできる

現在の生活に直接関係がないことでも、「こういう場合にどうすればいいか、考えておく」ことが、精神の安定をもたらしてくれること、そして時間活用にもつながると言えます。仮に弁護士や司法書士の方と知り合う機会があったとき、「この人は、相続問題などの相談に応じてくれそうかどうか?」と一歩、身を乗り出してお話を聞くことが、信頼関係の構築にもつながるかもしれません。

時間だけに限らず、様々な「活用術」について、考えておくといいですね。