年末、大掃除の季節がやってきました。
毎年思うことは「台所の掃除には独特の大変さがある」ということ。
「ごみだしや整理を続けながら、日常の食事作りも並行して行わなければならない」という特殊な場所だからこそ、気持ちの切換えがなかなかうまくいかず、いつまでも汚れが残っているような気分になるのではないでしょうか?
私は今年、いつになく台所の掃除を楽しんでいます。それはどんなキッチン、ダイニングにしたいかを事前に明らかにしてから、掃除に取り掛かったからです。
昨年は、引っ越したばかりで、ひたすら「整理」に追われるだけでした。でも、生活も落ち着き、友人たちが遊びに来てくれるようになるにつれて、「どんな空間を作りたいか」を考えるようになりました。
まずは「気軽に立ち寄ることができるカフェや、ファミレスのドリンクバーのような空間を作りたい」ということ。そこで、コーヒーメーカーやオーブントースター、電気ポッド、数の多いカップやソーサーなどを並べて置ける棚を設けました。
特にキレイなティースプーンや、お気に入りのカップは見える形で並べています。
そして、5枚セットなどで購入したお皿があっても、日常の料理に使う枚数は限られています。そのため「必要な枚数だけを取り出しやすく並べ、より多くの種類のお皿を使い勝手よく収納したい」ということ。できれば見栄えも良くしたいものです。
そこで、100均ショップで買うことができるブックスタンドを使いお皿を立てて収納すること、お皿の色ごとにまとめておき、食器棚がごちゃごちゃとした印象にならないようにすることを心がけて、収納してみました。
さらに「モノを使う場所を考え、手の届きやすい場所に配置して動線が絡まないようにする」ことにも注意しました。たとえば「鍋や御玉杓子、調味料はクッキングヒーターの周りに配置する」ことにします。
今回ご紹介した掃除の話は、時間活用とは一見関係ないように感じられるかもしれませんね。
ただ、「最初に、どこへ向かうのかを決めておく」こと、折に触れて「どこへ向かうのか」を確認することで、判断に迷う時間が少なくなることを知っていただきたかったのです。時間活用を考える上でも「判断することに迷う時間を少なく、できるだけ早い決断をして実行に移していく」ということは、有効です。
朝起きたら、「今日は何を目指す1日にするのか?」を考えてみる。
パソコンを開く前に「これからどんな作業をして、いつを終わりと考えるのか?」を意識する。
掃除をするなら「どんな部屋にしたいのか?」を始めに意識してみる。
このような心がけが、時間活用という観点からも大切なのです。
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日蓮正宗
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